QUEST_7:特殊スキル設定! ⇒ デザイン加工
様々な加工
名刺デザインにおいて個性やセンスを表現する方法の一つに、
名刺に様々な加工を施すというものがあります。
加工は、用紙と並んで全体のバランスや印象を大きく左右する要素です。
全体の仕上がりイメージを原稿作成前に持ちましょうと何度か書きましたが、
どんな加工があるのかを知っておけば、イメージの幅も各段に広がると思います。
最新の印刷・裁断技術では様々な加工が可能ですが、
具体的には以下のようなものがあります。
※短感を入れてますが、効果についてはあくまでも個人的な見解であり、
また、ご使用になる色や書体などデザイン全体の総合的なバランスが変わります。
従って本文は、皆様個々の仕上がりにおける効果を保証するものではありません。
≪グロス加工≫
用紙の表面に艶のある光沢感を与えるグロス加工。
≪マット加工≫
つやを消し落ち着きと品格を与えるマット加工。
≪角丸加工≫
長方形である標準サイズの角を丸める事で、柔らかく優しげな印象などを付加できる加工。
≪切り抜き加工≫
文字を印字ではなく切り抜く事で、モダンでクリエイティブな印象などを付加できる加工。
≪変形加工≫
名刺の形状そのものを、会社のロゴや特定のシルエット状に変形する加工。
≪コーティング≫
雨や汗など湿気による劣化を防ぐ防水加工、日差しや擦れによる色あせを軽減させるUV加工。
≪エンボス(浮き出し)加工≫
用紙に圧力を加える事で特定の部分だけを浮き出させ高低差を表現できる加工。
・・・などなど、他にも様々な加工があり、印刷会社ごとに取り扱っているサービスも異なります。
また、デザイン加工を希望する場合、ほとんどの印刷屋さんでオプション料金が必要になると思います。
用紙の種類や色、そして加工も含めて総合的にイメージする事が出来れば、
全体のレイアウトデザインもおのずとハイクオリティなものが出来上がることでしょう。