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小冊子のレイアウト

小冊子のレイアウトを作る場合は、余白に気をつけてください。
用紙の上下左右、上を天、下を地、刷る内側をノド、ページの外側を小口と言います。

このそれぞれの余白を適切にとることが大切です。
余白が少なすぎると、文章全体が紙面に広がりすぎて、落ち着きのないレイアウトになってしまいます。

小冊子の場合は、ページ数が少ない場合が多いので、ノドの余白はそんなに気にする必要はないのですが、15mm~20mmの余白を取るようにしていけば、大丈夫かと思います。

レイアウトで気をつけるところは、他にもあります。
例えば、見出し。適切な大きさで、目立つようにしましょう。

本文は、9ポイント以上にしないと、小さすぎて読みにくくなりますので、ご注意を。
行間も適切に空けるようにしてください。開けすぎると、間延びした感じになりますので、例えば10ポイントの文字の場合は、12~13ポイントの行間くらいで、読みやすいと思います。

ノンブルもお忘れなく。ページ数のことです。
これも、ページの真ん中にするのか、外側にするのか、考えてください。どちらが良いということはありません。

小冊子のレイアウトは、基本のレイアウトが決まれば、後はスムーズです。
この基本レイアウトをないがしろにして、成り行きでデザインをすると、ページごとに余白が変わったり、バラバラになってしまいます。基本レイアウトをきめることは、非常に重要なことなので、この作業に時間をかけることが、綺麗な小冊子を作るポイントになります。